ge-mu|ゲームをやり始めてからもう四半世紀が過ぎました。その昔はまだ家庭用ゲーム機は発売されておりませんでした。
丁度、パソコンの創世記でまだパソコンではなくマイコン(マイコンピュータ)って呼ばれておりました。
パソコンのメモリの単位であるバイトを使って「バイトショップ」と呼ばれるパソコン販売店に連日通って簡単なゲームを手打ちでプログラミングして楽しんでおりました。
キャラクターではなく、アルファベットとか文字記号が画面中を動き回るゲームです。まだその頃のパソコンにはVRAMが搭載されていなかったんですね。
計算が出来るタイプライターぐらいの事しかできませんでした。その頃は入力したプログラムを記憶するのも大変な時代でしたね。
音楽用のカセットテープと呼ばれるセロハンテープのような物にデータを記録しておりました。記録するのも、読みこむにも10分~20分平気でかかっておりました。
簡単なゲームをする事さえ大変だったわけです。その後簡単な家庭用ゲーム機が発売されブロック崩しが大流行致しました。その後、ファミコンが任天堂から発売されたわけです。
トランプとか花札しか作っていなかった会社がいきなりゲーム機を投入した事も驚きましたが、その性能にもびっくり致しました。だって、カセット入れて電源をオンにしたら即ゲームが出来ちゃうんです。
ゲームを始める準備で10分~20分かかっていた私には言葉に出来ないほどの感動だったわけです。早速、購入してその日から私のファミコン人生が始まったわけです。